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(抜粋) <第二章> 相手が有名人であっても

セレブとお付き合いしたいと思ったら? 実際はともかく、「私はこれまでにもずっと、セレブとお付き合いしてきたのよ」というオーラを出すことが秘訣ではないでしょうか? 慌てず騒がす、というのが、ここ10数年、各界の超一流の方たちと交流してきて私が掴んだ秘訣です。

スターや有名人は、誉め言葉やお世辞には飽き飽きしているかも知れません。人によっては態度を変えた方が有効です。いずれにせよ、「キャー!! キャー!!」と騒いでしまうと、「ファンとスター」の関係になってしまって、決してその域を出ることはありませんし、相手もウンザリするだけかと思います。冷静に(でも心の底から)、「あなたのファンです」、「あなたのあの作品はすばらしいと思います」と、伝えて、それで相手に時間や気持ちの余裕があって、あなたを気に入ってくれたなら、会話が始まらないとも限りません。

相手がワールドクラスのお金持ちだったり、著名人だったりした場合も同様。目の色を変えてはいけません。目の色を買えた時点で、「玉の輿狙い」がバレバレです。相手は色仕掛けで玉の輿や自分のお金を狙ってくる女性には辟易しているはず。あるいは自分の価値をよく知っているので、「据え膳食わぬは男の恥」とばかりに利用されて終わるのがオチです。

「目の色を変えない」というのは、対等な人間としてお付き合いを始めるための第一歩。総理大臣や外務大臣のアテンドをしていて最初に気がついたのは、彼らにはヨイショをしなくてもいいということでした。周囲におべっか使いが多いのでしょうか。もちろん最低限の敬意は表さなければなりませんが、過剰な謙遜や過剰に丁寧な応対はまったく不必要。気さくに親しみを込めて接した方がはるかに喜ばれました。

仕事で、あるいはプライベートで、「Your Excellency」(=閣下)とお呼びするべき大使級の外交官などと接する機会も多かったのですが、ファースト・ネームで呼ぶように言われたら素直に従っていました。だって、お互い同じ人間です。雲の上の存在であればあるほど、雲の上の人扱いされることを喜ぶ人は少ないようです。特別扱いに慣れているひとを特別扱いしても、なんの印象も残りません。敬意を示しつつフレンドリーに接してみてください。必ずや印象に残るはずです。

いちばん魅力的なのは自信のある女性

男女を問わず、人間がいちばん惹かれる人間の資質というのは、実は「自信」ではないでしょうか? 自分に自信のある人は、不必要に他人を攻撃したり意地悪したりしませんし、なにより余裕があります。気持ちに余裕がある人というのは、いっしょにいて和むものです。

では、自信というのはどうやって身につければよいのでしょうか? 学術的に見ても自分の経験から判断しても、自信というのは経験から生まれるということが分かっています。つまり、実際にやってみて上手くいったからこそ自信がついたわけです。つまり、自信を増やすためには経験を増やす,経験値を上げればいいということになりますね。

誰でも最初からexperienced(=経験豊か)なはずがありません。失敗して失敗して、それでも起き上がってきた人のみ、経験を積むことができるのですね。いつかまとめて発表したいと思いますが、私だって、最初からexperiencedだったわけではありません。いまでこそ、ほぼ百発百中の的中率(?)を誇っていますが、ダメな男性に掴まったり、悩ませられたこともあります。

ただ、そこで終わってしまった女性と私との違いは、私は「そこで諦めなかった」というだけのこと。失敗してもそこから学べばいいのです。